birdiswitch’s diary

読んだ本を個人的に記録するためのもの

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

愛するということ エーリッヒ・フロム

1956年の出版。 愛は技術である、という前提から始まる。 愛は他人から享受する物ではなくて自らが与えるもの。愛する、という行為は、配慮、責任、尊重、知に基づいている。 この本を読んで、もっと早くに気づければ、知っていれば、、と思った。 けれども…

これが現象学だ

「現象学」って何なんだろう、と最初におもったのは『センスメイキング』を読んだときでした。 センスメイキングでは、人工知能やビッグデータ"だけ"でイノベーションは起こせない。人にとっての「意味」はすべてものごとのつながり、文脈のなかにあり、それ…

検証 アメリカ500年の物語

この本は大変読みやすい、です。 読みやすいと言っても子供にもわかる易しい表現という意味ではなく、重厚な歴史の中で当時の世界情勢とのつながりや、その後の歴史の大きな流れにつながる重要な転換点を巧みに選んでダイジェストにしている、そんな印象です…

武器になる哲学 第2章 「組織」に関するコンセプト

本日は第2章です。紹介されたのは以下の10のコンセプト。 15 マキャベリズム -非道徳的な行為も許される。ただし、より良い統治のためになら ニコロ・マキャベリ 16 悪魔の代弁者 -あえて「難癖をつける人」の重要性 ジョン・スチュアート・ミル 17 ゲマイン…