2019-10-15 台湾物語 同じ国、同じ家に住む家族なのに、親子で話す言語が異なる。 学校で習う歴史も地理も、道徳観念も違う。 親のころに良しとされたものが、子の代には全く逆の考えで否定される。 でも、お互いにとっては、自分が教わった世界観・価値観が普通であって、親と子が言葉も価値観も、心も分かり合えない、そういう切ない環境が、外部に強制されたはての境遇として現実にある。 これは、知らなかった。 東日本大震災での寄付の話が親日のイメージを強くさせていたが、歴史を知れば、そんなシンプルな感情で語れないものと理解できる。